「法定相続情報証明制度」という制度をご存じでしょうか?

これは、法定相続した場合、誰が相続するのかわかる図(法定相続情報一覧図)を法務局に届けておけば、法務局がその写しを発行してくれて、その写しが戸籍謄本の代わりになるというものです。

つまり、相続手続きの際に、その都度、わざわざ亡くなった人(被相続人)の出生から死亡までの戸籍や相続人全員の戸籍を取らずに済むというわけです。

例えば、亡くなった人が複数の金融機関に口座を持っていたとすると、その口座を解約して相続人に相続させる場合に、金融機関ごとに戸籍を取って提出しなければなりませんでしたが、この制度のおかげで、一覧図の写しで代用できることとなったのです。

これは確かに手間が省けてお金もかかりません。

相続の際に戸籍を取ったことのある方ならわかると思いますが、被相続人の出生から死亡までの戸籍と相続人全員の戸籍を取るとなると、かなりの時間とお金がかかります。戸籍が束になります。

このように便利な精度なのですが、制度開始から1年経った今でも、あまり利用されていないようです。

これは、私たち士業は仕事なので知っていても、一般の人にまだ知られてないからです。

相続がそうそうあることではないので、これもやむをえないことかもしれませんが、いざ相続になったときにこういう制度があることを思い出していただきたいと思います。

私たち行政書士にご相談いただけば、お客様の代わりに戸籍を取って、法定相続情報一覧図をお作りしますので、その際にはお声掛けください。